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NTTの電力見える化サービス、やっと設定完了

http://flets.com/eco/mieruka/cp02/に応募して、機器は10月にとどいていたのだけど、設定がうまくいかず放置していた。

電力見える化サービス「フレッツ・ミルエネ」の提供について

NTT東日本は、「フレッツ光」※1をご利用のお客様向けに、平成23年7月よりトライアル中の家庭内消費電力量等を可視化するサービスについて「フレッツ・ミルエネ」として、平成24年1月下旬(予定)より提供開始します。

しかし、本サービスが始まるということで、再度設定を挑戦。

無線親機と分電盤計測器を、説明書通りに設定すればよいのですが、まずこの説明書が、
メーカー作のものと、それをサマリーしたNTT作成のものがあり、何をやればいいのかが混乱気味。
前回も10月に一通り、書いている通りには進めてなんとかなったのだけど、計測した値が、集計されていない状態だった。

今回も、混乱しながらも、

  • 無線親機と分電盤計測器のペアリング
  • 分電盤計測器の分電盤への設置

を行った。

説明書には、この2つの機器の設定がおわれば、あとはミルエネ ログイン画面に接続して、グラフを見ればよいとある。
しかし、消費電力のグラフには数時間たっても反映されない。
これは前回と同じ状態。

原因を探る。


考えられる問題は

  1. 分電盤計測器に電力の変化が察知されていない。
  2. 分電盤計測器と無線親機間の通信がうまくいってない。(無線LANで接続)
  3. 無線親機とNTTのサーバー間の通信がうまくいってない。(無線親機は有線LANでルーターに接続)

のどれかではないかと予想。
2,3に関しては、分電盤計測器自体にLAN経由で接続すると状態を示してくれる。



↑分電盤計測器と無線親機間のログ


↑ 無線親機とNTTのサーバー間のログ

このコンパネ自体、かなり、業務用な感じで、ログってなによという感じなのだが、通信自体は問題なさそう。

いったんサポートにお伺い。

ここまできて、「分電盤計測器に電力の変化が察知されていない」という問題はありつつも、設定手順に問題がないかを確認するために、サポートに電話した。
作業としては、「分電盤計測器と無線親機間のログ」と「無線親機とNTTのサーバー間のログ」の確認を行うということであってました。
同じ手順で確認していただけたので。

でアドバイスはなんだったかというと、フレッツのルーター以外に、無線LANルーターを使ってPCはネット接続しているのだが、この無線LANの電波と、無線親機の電波が干渉しているのではないか、なので、一度、無線LANルーターの電源をきってみて試してみてほしいとのことだった。
無線LANと共存できないのって、それはあり得ないとおもいつつ、モニターとしての役割でもあるので、素直にしたがってみた。
無線LAN落としてみたのだが、結果かわらず。

原因は「分電盤計測器の分電盤への接続方法間違い」でした。

無線LANの電波の干渉ではなさそうだということで、「分電盤計測器に電力の変化が察知されていない。」という方針でためす。
分電盤計測器の説明書によると、主幹漏電ブレーカと、分岐ブレーカの間につけるのが、優先度1ということで、その位置にCTクランプを取り付けていいたのですが、これが間違っていたようです。
図では3本の線がありますが、我が家の分電盤はこの位置には、白と赤の2本の線がでていました。この白と赤ではだめなようです。第2優先が、リミッタと主幹漏電ブレーカの間。こちらには、赤、白、黒の3本がありました。この3本のうち赤と黒にCTクランプを設置。この状態で10分ほど放置すると、グラフのほうやっとこさ確認できました!

ということで、やっと電力測定できるようになりましたー

でも、この絵を見ると、漏電ブレーカの後にCTクランプ付ケーブルを取り付けるようにかかれていますが、我が家の分電盤には漏電ブレーカーの後にはそんなケーブルはありません

↑のように、CTクランプをつこにつけるかは、けっこう悩みポイントではあるようですね。

できそうでできないこと。

無線親機のコンパネで、生データはとれない。

通信ログはとれるのですが、どんな値が送られているのかはログではとれません。
なので、Google PowerMeterとの連動はできません (おっと、気がついたら、節電意識は高めたが…、Google電力消費モニターサービスから撤退 | マイナビニュースとのことです)

グラフでは1分単位の変化が記録されているので、なんとか持ち出したいものです。

HTMLから、スクレイピングする

グラフ表示が面ですが、朗報です。
こちらは、Flashではなくて、HTMLで構成されており、グラフはGoogleChartAPIを使っています
なので、スクレイピングすれば、データ持ち出して、別の集計にも使えそうですね。
でもめんどうなので、ぜひ、普通にAPIで公開してもらえるとたすかります。

消費電力状況グラフ

<img src="https://chart.googleapis.com/chart?cht=bvg&amp;chs=715x190&amp;chbh=7,0,4&amp;chd=t1:38.5,38.5,50.7,50.7,50.7,54.7,54.7,54.7,50.4,50.4,50.4,52.9,52.9,52.9,45.9,45.9,46.0,50.2,50.2,50.2,38.1,38.1,38.1,36.7,36.7,36.7,38.4,38.4,38.4,37.5,37.5,37.5,39.7,39.7,39.7,40.7,40.7,40.7,39.0,39.0,39.0,40.4,40.4,40.4,36.8,36.8,36.8,37.4,37.4,37.4,36.2,36.2,36.3,37.7,37.7,37.7,40.4,40.4,40.4,39.4&amp;chco=ff9733&amp;chm=D,ff2a5f,1,4,3&amp;chg=0,20,1,2&amp;chxt=x,r&amp;chxl=0:|0|||||5|||||10|||||15|||||20|||||25|||||30|||||35|||||40|||||45|||||50|||||55||||||1:|0.0000|0.0040|0.0080|0.0120|0.0160|0.0200" alt="消費電力状況グラフ">

本サービスにむけて

いよいよ、本サービス開始ということですが、発表されている情報によると、機器はどうやら、同じものを使うようです。

フレッツ・ミルエネ」対応機器の取り付けは、トライアルユーザの85%がお客様ご自身で実施しており、新築物件のみならず既築物件にも手軽に設置が可能です。

と簡単に、設置できるような印象で告知されていますが、このアンケートに答えた方がモニターであったとすると、それなりの覚悟で参加された方ですし、僕のように途中で投げ出した場合は、アンケートにも答えなかったのはと考えると、設置に関しては、すんなりといくか心配です

分電盤のタイプは相当な数があるかと思いますが、できるだけ、分電盤との接続事例を共有できるといいかも。