金融広報中央委員会はお金より大切なものが無いと思っているのだろうか?
日銀などでつくる金融広報中央委員会が17日発表した「子どものくらしとお金に関する調査」で、「お金よりも大事なものがあるか」との問いに小中高校生の約8割が「そう思う」と答えた。「勝ち組」「ヒルズ族」などと、成功者がもてはやされる風潮が広まるが、同委は「子供の金銭意識は予想以上に堅実だ」と分析している。
ライブドア事件を挟んだ昨年12月〓今年3月、全国の小中高校506校、8万7447人を調査した。「お金持ちはかっこいい」との問いに「そう思う」と答えた割合は小学校低学年と高校生が2割強と、回答者の中で最も高かった。しかし、小学校高学年は同じ質問に約7割が「そう思わない」と答え、最も否定的だった。その一方で、中高生の6割以上は「お金をもうけられることはすばらしい」と答えた。
お金は目的じゃなくて、道具だってことです。
設問自体が、お金を目的化していて、調査する方も、なんかへんだなあ。
成功者の基準も、人それぞれ違うのに、「勝ち組」「ヒルズ族」などという、もので分類しようという試みも、むなしいなあ。
「子供の金銭意識は予想以上に堅実だ」と驚くような人がたくさんいることのほうが、驚きです。