グーグルの10の黄金率
グーグル流経営10のルール - Google: Ten Golden Rules|blog|たたみラボ
つい先日グーグル、10の黄金律 として話題になった、Newsweek誌の記事 "Google: Ten Golden Rules" の日本語訳版が今週号の Newsweek 日本版に掲載されていました。とても共感できる文章が多々あったので、備忘録としてここにお気に入り箇所の引用を残しておきたいと思います。
「知識労働者をのびのびと働かせる」企業には最高の人材が集まり、結果として「長期にわたる競争的優位」を維持できる
知識労働者=ナレッジワーカーという言葉が僕には響きました。
システム開発をやっていると、
「誰でも、メンテナンスできるように、しなさい」
とか
「誰でも、わかるような設計、コードにしなさい」
と、どんどん、俗人性を、排除していくことがよいようにいわれています。
これって、つきつめると、まったくのどしろうとでも、わかるような、しくみを作れということになるのかもしれないんだけど、システム開発って、マニュアル見ればだれでも、できるような仕組みはもはや難しいとおもっています。
もちろん、従来のように大規模なシステム(200人で、3年くらいかかるやつ)をつくっているのであれば、素人にでも書かせたくなることはあったのかもしれませんが、今はそういう単純なことは、やる必要がなくなっているし、第一、そんな調子で開発していても、世の中の変化に対応できずに、使えないシステムが、とんでもない時期にできあがるだけです。
システムやITにからむことは、もう、単純な労働力は必要としていないんです。
ナレッジを使いこなし、共有し、常に創造的な事を進めることが、役割なんです。
そして、それはシステムとかITの世界だけじゃなくて、すべてのことに当てはまる時代になってきているんのだと思っています、
個人の飛び出した能力がそのまま、ハーモニーを奏でるような世界。
現実はそんな世界になっているのです。
ぜひ、その現実感にマッチした、働き方をしてゆきたいとおもっています。