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無量大数より、大きな数字があった

30年くらいまえ、カールセーガンの「コスモス」というテレビ番組があった。

Cosmos

Cosmos

↑こちらの本の内容にそった、番組だったと思う。相対性理論とか、量子力学とか、この番組でえらく、興味を持ったのを覚えている。

その番組のコマーシャルで、一、十、百、千、万、億、兆、京.....無量大数と数の単位を数えるのがあって、そこで、大きな数字の単位を知った。(コマーシャルの内容は思えてないけど)

中学生の息子の数学の宿題で、大きな数字を調べることになった。無量大数が最大とおもってたのだけど、どうも、もっとすごいのがある。

華厳経第45巻、阿僧祇品第三十に次のように書かれている。
100洛叉(らくしゃ=10万)を1倶胝とする。倶胝倶胝を1阿庾多とする。阿庾多阿庾多を1那由他とする。那由他那由他を1頻波羅とする。(中略)不可説転不可説転を1不可説不可説とする。このまた不可説不可説(倍)を1不可説不可説転とする。

無量大数=10の68乗で最大だとおもってたが、googleの語源でもあるグーゴル=10の100乗という上手がいた、しかし調べると不可説不可説転=10の37澗乗(澗は10の37乗)という巨大な数字を1000年まえには妄想したいたらしい。
しかしグーゴルプレックス=10のグーゴル乗はさらにその上をいっており、今のところ最大か?こんな、妄想につきあってもびくともしない数学はすごいという話