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AmazonEC2を監視できるCloudWatchがリリースされた

EC2の監視ができるサービスがリリース。
監視なので、cactiのようなのビジュアルツールもついているのかと思いきや、そういうのはなくて、各インスタンスから取得した、ステイタスの情報を2週間の保存をしてくれるというサービス

手始めにCloudWatchだけ使ってみました。現状のところはコマンドラインからしか使えなくて、モニタリング結果もコマンドラインでしか見れないので、自分でgangliaなりmuninなりを入れたほうが良いです。そのうちAWS Management Consoleで視覚的に見れるようになるのかな…?

と書かれているように、AWS Management Consoleで視覚的になって欲しいです。

監視対象はEC2とElastic Load Balancing

http://docs.amazonwebservices.com/AmazonCloudWatch/latest/DeveloperGuide/index.html?arch-AmazonCloudWatch-metricscollected.html
監視項目としてはEC2についてはCPU使用率、ネットワークのin/outの量(bytes)、Disk i/oの量(bytes)と速度(bytes/second)ということで基本情報のみ、ロードアベレージはとれないようです。

Elastic Load Balancingの監視項目は、インスタンスの生死の数と、単位時間あたりのリクエスト数。最大、最小、平均とかもとれるようです。
同様の情報はElastic Load BalancingAPIの
DescribeLoadBalancers
http://docs.amazonwebservices.com/ElasticLoadBalancing/latest/DeveloperGuide/index.html?API_DescribeLoadBalancers.html

DescribeInstanceHealth
http://docs.amazonwebservices.com/ElasticLoadBalancing/latest/DeveloperGuide/index.html?API_DescribeLoadBalancers.html
でもとれるのですが、蓄積はしてくれないので蓄積をCloudWatchに集約するのは、いいかもしれません。

コストは、インスタンスあたり1000円/月程度

コストは、インスタンスあたり$10.8/月なので、インスタンスがsmallで70ドル程度ということを 考えると妥当かもしれませんね。
ただ、とれる情報は基本項目だけなので、他の項目も監視したいなら、自分でやちゃったほうが、良さげです。


やはり、AWS Management Consoleで視覚的になることに期待。