米Amazon.comは12月14日(現地時間)、iPhone/iPod touch向けの電子書籍アプリ「Kindle for iPhone」を日本を含む60カ国で配信開始した。利用料は無料だ。
米Amazon.comは米国時間2009年12月14日,同社の電子書籍販売サービスで購入した書籍を米AppleのiPhoneとiPod touchで読めるようにするアプリケーション「Kindle for iPhone」のダウンロード配布を世界60カ国以上で開始したと発表した。日本からもダウンロード可能で,App StoreやiTunes Storeから無償で入手できる。
Mac版のKindleは相変わらず、Coming Soonなのですが、iPhone版が先に公開されました。
Kindleは触ったことないのだけど、iPhone版で十分雰囲気楽しめます。
キンドル本体は259ドルだけど、iPhone版は無料なので、リスクなしで体験可能なのがうれしいところ。
春の10インチMacの発売も控えてるし、キンドル本体は我慢のしどろころなかと思っています。
英語版だけなのですが、どこでも、よめちゃうのは、やっぱ、すごい。
サンプル版もおろせるので、立ち読みばんばんできます。
Amazonの中身検索と同じくらいの公開量かと思われますが、ページ送りや、文字のサイズを考えると、断然Kindle for iPhoneのほうが、読みやすいです。
コピーはできないが、ハイライトしたり、コメントつけられます。
単語単位で、ハイライトできる。わからない単語をハイライトしておいて、後で辞書引いたりとかできますね。残念ながら、辞書連動はしていないです。
表紙や、挿絵はどうなるの?
挿絵は、それなりに、配置されています。
拡大も可能ですが、さすがに、ちょっと、みにくい。画面が小さいので、しょうがないです。
小説だけでなくて、技術書もなんとか、読めそうです。
本の購入にはUSのアカウントが必要
PCで購入した、あるいは取得したサンプルもiPhoneで読めます。
Kindle Storeで、Kindle用の本を購入できます。
サンプルもここで、取り寄せ可能。
Kindle Edition となっているので、レイアウトは、kindle次第ですね。本の編集てきには、レイアウトも一つの味わいだったりするのですが、そこは、しょうがないところかな。PDFじゃここまで、軽快に読めないと思いますので。
電車の中でちょうどいいサイズ。
通勤時にたったまま、本を読むときにこのサイズはいいかもしれません。
本だと、ページめくるのにどうしても、両手が必要なのですが、Kindleだと親指だけですむので、いいです。
これは便利だと思い、そういえば、国産の素晴らしいアプリ「青空文庫」もついでにダウンロード。
こちらも、リーダーとしては、素晴らしいのだけど、最新刊が読めないのは残念ですね。
しかし、このiPhoneがブックリーダーになるという流れは、かなりすすむ気がします。
10インチMacも含めて、たのしみなでばいすですね
ついで、ですが「ブンコビューア」ってしっていますか?
キンドル的なブックリーダーをしらべていて、国産(シャープ製)の「ブンコビューア」を見つけました。
HTC Z/X01HT 用ブンコビューアーのインストール (究極の手帳 研究所)
こちら、PC版やポケットPC版(今ならWindows mobileかな)があるのですが、なにがすごいかというと、楽天ではこのビューア前提のショップができているということ。
楽天ダウンロードの書籍ジャンルがそれで、
楽天ダウンロードがすごいのは、書籍は「ブンコビューア」だけど、漫画は別の『ebi.BookReader』、グラビアは『CypherGuard_for_PDF』となんとも、節操がない。
ユーザーはどうすればいいのか迷いますねえこれは。
どのビューアもジミな感じですが、iPhone対応すれば、盛り上がるかもしれません
キンドルが刺激になるといいっすね。
関連
「Kindle Store」から書籍を購入したり、購入前に冒頭部分を試し読みすることが可能。文字の大きさや色なども設定できる。
利用にはアマゾンのアカウントが必要で、日本版(Amazon.co.jp)のアカウントしか持っていない場合は米国版(Amazon.com)アカウントの作成を求められる。