iRSSの日記

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紙の組版の美しさ

Webもいいけど、紙もいい。
この紙が、将来なくなるのかどうか?
なくなりはしないとおもうんだけど、どうだろう。

少なくとも、ここ5年くらいは大丈夫。
新聞も、雑誌も、存在しているはず。
その上にある、組版
僕は、個人的に美しい組版好きです。
0.25mm(1Q)のずれが、絶妙なバランスを生み出す世界。
そんなの関係ないかと思われるかもしれないけれで、いけてない組版というのは存在しているわけでお、やっぱり、できているものはよくできているのだ。

Webの世界も、Flashとか、WPFとかで、美しいフォントは、描画できているけれど、こだわった組版ができてるというわけでもない。
ここは、可能性があるかもしれませんね。
紙と同様の美しい組版をWeb上でも、作れる技術もできてきそうだし。
いっちやってみようかな。
そして、もちろん、紙の組版も、大切に。

そこで怖いのが、人材の流出・分散によって、正しい組版が失われること。はじめての頃はやかましいなぁと思ったけど、今異業種に入って、基本大事だって毎日思う。ウザいけど、古い人の言うとおり組んだら綺麗だもんな。そこだけは凄いと思う。今の会社も、このままいけば僕が新人育てて組版とかデザイン教えなきゃいけないんだけど、同僚にこの道20年とかいう人がいないのは不安だ。写植からやってる人は、こだわりが違う。これからもお付き合いしていかなければ。

それと同時に、その人たちが生き残れるよう微力ながら恩返ししなければと思う。