やっぱり、そうなるか...mixi疲れ
とはいえmixiは、職場や近所などリアルなコミュニティーの付き合いが希薄となった現代で、その枠を超えた“社交”を可能にし、日々のストレスをいやしてくれるツール。その意味では「国民栄誉賞もの」と山崎さんは評価する。
mixiをコミュニケーションツールとして気持ちよく使うためには、依存からの脱却は不可欠だ。米国で9000万ユーザーを集めるSNS「MySpace」では、SNS依存についての議論が始まっているという。日本でも、真剣に考えるべき時が来ているのかもしれない。
僕は、mixiユーザーではないけど、こういう気持ちはよくわかる。
以前メール依存症のような状態の時があった。
なにかを始めようとすると、メールをチェックし、そちらにかかわったしまう。
メールボックスに未読がないことを常に確認しないと落ち着けず、なにかをしていても、メールを優先してしまうような状態。
非同期コミュニケーションのはずなのに、同期しないといられないような焦燥感があった。
あれはなんだったのか?
よくわからないけれど、今mixiづかれっていうのはそういうじょうたいと似ているかもしれない。
メールも、mixiも、僕たちの時間を奪おうとする、時間泥棒*1に仕業ではないかと思う。
いづれにしても、ネットに疲れたら「本当はなにをしたかったんだっけ?」ということを、ネットがないところで、静かに無想してみたいものである。
- 作者: ミヒャエル・エンデ,大島かおり
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/06/16
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*1:エンデの小説「モモ」に登場する、人々の時間を奪う存在