iRSSの日記

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今年(平成20年度)のe-Taxは、解説ビデオもついている。

昨年、多くの人々を悩ませたe-Taxですが、今年は、去年よりはだいぶましになっています。
もちろん、銀行のインターネットバンクには、到底及びませんが、去年よりは成功される方が、増えるのではないかと思われます。

今年のはまりどころ

去年は、まさに、迷いの森でしたが、ことしのe-Taxは、ちょっとはマシになっています。
とはいえ、ぐるぐる回って戻ってきてしまう、リンクの循環参照とか、突然見知らぬ場所につながった感じになってしまったりと、つぎはぎなところも、まだまだ、あるので、注意しましょう。

開始届けはどこからするのか?

国税庁ホームページリニューアルのお知らせ|国税庁には

e-Taxを行うためには、開始届出書を提出し利用者識別番号を取得する必要がありますが、「確定申告書等作成コーナー」でe-Taxに必要な「開始届出書」及び「初期登録」も操作手順にしたがって行うことができます。
なお、具体的な操作方法につきましては、「確定申告書等作成コーナーの使い方」ボタンをクリックし、操作手順をご確認願います。

と、書かれており、https://www.keisan.nta.go.jp/h20/ta_use.htmにリンクされるのだが、ここには開始届出書のことは、かかれていない。https://www.keisan.nta.go.jp/h20/ta_top.htmにもない

実は↓にあるのです。
お探しのページが見つかりませんでした

確定申告特集の
国税庁ホームページリニューアルのお知らせ|国税庁
ではなくて、

E-Taxのトップページ「【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)」を見ないとこのリンクは見つけられません


ビデオが登場

国税庁ホームページリニューアルのお知らせ|国税庁
ビデオでの解説があります。


ビデオの周りに、TEXTとか画像が、リンクする、リッチ版。
よくできています。
ただし、内容は、突っ込みどころ満載ですが....

  • 飲食店を経営していて、いつも店が忙しく、なかなか時間が空かない沼崎さんが登場しますが、どうして、そんなに忙しいのに、ビデオ撮影の時間が取れたのか?
  • 「確定申告期間中は平日会社を休まなくても確定申告ができるんです」ということだけど、やはり、初回は住基カードの取得で平日がつぶれるし、即日発行じゃないと2日かかる。確定申告は郵送でも提出OKなので、確定申告のために会社を休むのは、大げさ
  • 金額的なメリットは、やっぱ5000円の控除だけですねえ。
  • 最後のテロップでは、沼崎さんが、長谷川さんに変身

池田 : 沼崎さん、初めてe-Taxを利用されたそうなんですが、 きっかけはどんなことからですか?

沼崎 : はい、私は飲食店を経営してるんですが、 いつも店が忙しく、なかなか時間が空かなくて・・・
そんな時に、友人からe-Taxの存在を教えてもらったんです

池田 : そうですか、e-Taxは、自宅やオフィスなどからインターネットを利用して申告、申請・届出等ができるシステムですが、利用してみていかがでしたか?

沼崎 : ええ、簡単だと思っていたんですけど、電子証明書やカードリーダライタなど、準備するものがあったり、ソフトをインストールしなければならなかったり、いろいろ大変でしたよ。
でも、大変なのは最初だけだし、e-Taxを利用すれば税務署に行かなくて済むでしょ、これは後々時間の節約にもなると思って頑張ってみました。


池田 : そうですね。確かに、e-Taxのご利用に当たっては、パソコン、電子証明書ICカードリーダライタを準備して、必要なソフトのインストールを行い、税務署に開始届出書を提出して 初期登録を行う必要があります。
ですが、利用のための準備を正しく行えば、沼崎さんのようにお忙しい方でも自宅で確定申告が行えるんです。


池田 : ただしパソコンのソフトがe-Taxの推奨環境にあってないと、申告書を送信するときなどにエラーになってしまいますので、ご注意ください。



池田 : 沼崎さん、e-Taxの利便性って何でしょう?

沼崎 : ポイントは4つありました。
まずポイントの1つ目は、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」から電子申告ができることです。

池田 : そうですね。確定申告書等作成コーナーは画面の案内にしたがって入力すれば税額などが自動計算され、その作成したデータを電子申告することができます。
沼崎 : ポイントの2つ目は・・・。
ICカードリーダライタ等の準備に多少お金がかかりましたけど税金の控除が受けられました。

池田 : そうなんです。 e-Taxを利用すると、電子証明書等特別控除として、最高5、000円の税額控除が受けられるんです。

池田 : 平成20年分の所得税の確定申告を本人の電子署名及び電子証明書を付して申告期限内にe-Taxを利用して行う場合に所得税額から最高5、000円の控除が受けられるんです。
ただし、沼崎さんのように平成19年分の確定申告で この控除を受けられた方は平成20年分は受けられません。

沼崎 : まあ、一度e-Taxに必要なものを揃えると次回の申告からほとんど経費がかかりませんからね。・・・
あっ!あとポイントの3つ目は、医療費の領収書などの添付書類の提出省略ですが、これには助かりました!

池田 : そうですね。この第三者作成書類の提出省略では、医療費の領収書や、源泉徴収票等は、その書類の記載内容を入力して送信することにより、書類の提出又は提示を省略できます。
ただし、書類の内容の確認のため、確定申告期限から3年間は、税務署から添付書類の提出又は提示を求められることがあります。
沼崎 : ポイントの4つ目は・・あれ、なんだろう・・・?

池田 : 今までは6週間程度かかっていた還付金が早期処理により、3週間程度に短縮されるんです。
沼崎 : ああ!そうでしたね。
私は申告所得税を納めたので、還付金早期処理については知りませんでした。

池田 : そのほかに税理士、または税理士法人が税務書類を作成し、納税者に代わって送信する場合には納税者本人の電子署名を省略することができます。

池田 : その他、これまでは、納税証明書の交付請求を電子申請した場合、
納税証明書は電子データでしか取得できませんでしたが、
平成20年1月から、書面でも取得できるようになりました。

池田 : なお、電子申請した場合の手数料は1税目1年度1枚当たり370円です。
税務署の窓口で書面申請した場合の手数料は400円なので、電子申請の方がお得です。
さらに、給与などの所得税徴収高計算書及び納付情報登録依頼を送信する場合には、電子署名及び電子証明書の登録は不要となりました。

沼崎 : 今でも融資先によっては書面での納税証明書を求められることがありますのでこれは有難いですよね。
ICカードリーダライタや電子証明書をそろえたので、これからは使ってみたいと思います。
また、今年から従業員を増やして、給与の源泉所得税の納付手続も煩雑になってきましたので、次回から早速利用してみます。

池田 : ただ今、沼崎さんのe-Tax体験談を伺いましたが、e-Taxは事業所得者の方だけでなく、サラリーマンの方にもご利用いただけるんです。
沼崎 : あっ!実はね、従業員が医療費控除を確定申告するというので、このe-Taxを教えてあげたんですよ

池田 : 沼崎さんの従業員、つまりサラリーマンの方でも準備を整えてe-Taxをご利用になれば、確定申告期間中は平日会社を休まなくても確定申告ができるんです。
沼崎 : 世の中便利になりましたね。

池田 : e-Taxを利用すると自宅やオフィスから、インターネットで申告や納税などができます。

池田 : おさらいをしますと、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」から電子申告ができます。
最高5、000円の税額控除が受けられます。ただし、平成19年分の確定申告で本控除の適用を受けた方は受けられません。
添付書類のうち一部は提出を省略することができます。
また還付申告の場合は、早期還付が受けられます。

沼崎 : はい、e-Taxは忙しくて時間が取れないなどの理由で税務署になかなか行けない人にも利用してもらいたいですよね。


池田 : みなさん、是非e-Taxをご利用ください。
もっと詳しくお知りになりたい方は、画面下のe-Tax欄をご覧ください。
沼崎さん本日はありがとうございました。

長谷川 : はい、ありがとうございました。
平成20年分もe-Taxを利用します。


ま、ビデオは、たぶん、ノリでつくちゃったのだろうけど、役に立つかというと、かなり疑問ですなあ。


それでも、改善したところもありますよ。

  • Windowsの場合は、事前準備する必要のある、アプリを一括でインストールできるようになった。
  • フェリカ対応のリーダーで公的個人認証に対応した機種が発売された。

SONY 非接触 ICカードリーダ/ライタ USB 対応 パソリ RC-S330

SONY 非接触 ICカードリーダ/ライタ USB 対応 パソリ RC-S330

これまでのリーダーは年に一度しか使えない代物でしたが、フェリカ対応なら、スイカとかで使えて、ちょっとは、うれしい(かも)


まだ、本格的には、試していないのですが、一応、覚悟して、望みましょう!

ハッピーイータックス!