図書館の本をスキャンして検索してしまうGoogleのプロジェクト
ネットの世界はグレーなことばかり──検索結果表示のゆくえ: 歌田明弘の『地球村の事件簿』
昨年12月、グーグルはびっくりするようなプロジェクトをもうひとつ発表した。英米の5つの大図書館の蔵書をスキャンして、「グーグル・プリント」の検索対象に加えると発表したのだ。
ユーザーとしては、便利そうだし、知恵のアーカイブとしては、インターネットだからこそできることだとおもう。もちろん著作権の課題はクリアする必要があるけれど、デジタルデータだけじゃなくて、アナログな膨大な知恵の大きな資産にアクセスできるということはすばらしいことだとおもう。
googleの思惑とか、ビジネス的なうさんくささがないとすれば、本当、これまでだれもできなかった、「めんどうなこと」をgoogleがやってくれるわけで、とてもうれしいことだとおもいます。
ただ、そうなると、ほんとう、どうやって、知恵の提供者にお返しをするかなんですよね。
Amazonなか見検索 VS Google Book Search - iRSSの日記
にも書いたんですが
もちろん、著作権も問題とかもでてくるんだけど、人類の知恵として、定価じゃなくて、役に立ったときに動的に作者にたいして、御礼ができるしすてむがあるといいんだろうなとおもう。
はてなの投げ銭はその先進的なモデルのようにも思う。
- 定価じゃなくて、お布施。
- 強制じゃなくて、自発的。
ということで、はてなの投げ銭は真剣に普及させることができるといいなと感じています。、
googleブックサーチライブラリープロジェクト
http://print.google.com/googleprint/library.html