今年も、すばらしい一年でありますように。
昨年の思いつきを伸ばして見ようとおもっています。
去年みつけた、インターネットの本質を思い出させる本たち
- 作者: 村井純
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1995/11/30
- メディア: 新書
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- どこでも、つながることができる。
- いつでも、つながることができる。
でも、これって、どんどんビジーになってしまう危険性があると、95年に発行された村井さんのインターネットという本で指摘されています。
僕にとっては、昨年は、まさに、その「忙しい」状態でした。
便利さを享受しつつも、あくまで、自分が主体でいられることが、大切なんだなあと振り返っています。
今までできなかったことができるようになったのだから、その分余裕ができてもいいはず。
その、余裕を享受できるような、暮らし方を今年は考えてみたいとおもっています。
もうひとつ
ほぼ日の糸井重里さんの本「インターネット的」では、より簡単に、個人が発信できて、以前ではとても伝えられなかったようなことが伝わったり、ネットワークが作れるようになるという可能性が、書かれていました。
そういう、つながりが、かたちになっていたのが、ブログやソーシャル系のサービスの隆盛なのでしょう。
僕の体験では、20年前、大学で、ミニコミ誌を発行するときに、ワープロ(東芝のルポだった)の登場で、きれいな文字が、印刷屋さんにおねがいしなくても、作れるというのが衝撃的だった。
- 作者: 糸井重里
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2001/07/14
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そのときは、サークルだったけど、何人かあつまらないと、やはり出版は難しかった。
もちろん、それでも、100年前にくらべたらすごいことだったんだろうけれど。
糸井氏は、やはり、95年ごろに、インターネットの「フラット、リンク、シェア」という個人も企業も、同じ高さでものが見れる、インターネットの世界観と可能性に気づき、その実践として「ほぼ日刊イトイ新聞」を発刊していった。
ところが、現実では、元パソコン通信のようななんとなく、サーバーにつながるクライアントととしての個人があってなかなか、本来目指していた、個人も企業もみんなフラットな世界の実感を得るには時間がかかっていた。
それが、近年のブログの隆盛で、一気に、一般化したということでしょうか。
そしてWEB2.0へ
2005年は、そういうつながり方に、WEB2.0とう名前もついたのだと思っています。
2.0とバージョンアップしているんだけれど、よくよく考えると、村井氏や糸井氏が、10年前に予言していたことが、2005年になって、現実が追いついてきたということではないかおおもっています。
なので、WEB2.0って「インターネット1.0」と名づけていいのでないでしょうか。
とはいえ、いまさら、2.0だ1.0だで、議論しても仕方ないけどね。
で、今年の抱負
インターネットが本質的に稼動してきて、
・いつでも、どこでも、必要なリソースと、つながる、つながる。
・ますます、余裕が出てくる。
・人生の目的に集中できる。
というこう循環モデルを実践するのが、今年の抱負です。
高速回転して、空中分解しないように記をつけようとおもいます。
そのためには、いろいろ、課題はあるなんだろうなあとおもいつつ、楽しんでみますね。
本年もたのしくiRSSでお会いしましょう!